最年少でビリヤードのプロテストに合格した 奥田 玲生(たまみ)さん 旭区出身 18歳
世界一へ向け、真っすぐに
○…10代にして念願のプロテストに合格。「早くプロになりたいと思っていたので、とてもうれしかった」と真っすぐな視線で語る。プロテスト合格は大きな目標だったが、あくまで通過点の一つ。「世界のトップで戦える選手になる」というさらなる目標へ向け、新たな歩みを始めている。
○…旭区出身。1年半ほど前まで横浜で暮らし、現在は練習拠点のある相模原市に住む。両親ともにビリヤードが好きで、ビリヤードは日常の一部だった。幼い頃からよく両親と来た練習場の一つが、鶴ヶ峰本町の「アストロ鶴ヶ峰店」。台の上に手が届くようになった7歳ごろから自身もプレーを始め、「始めた頃はよく分からなかったけど、やればやるほど奥深い。すっかり穴にはまってしまった」と魅力を語る。13歳で初めてアジア選手権に日本代表として出場。もともとプロ志向はあったが、海外選手との交流を経て、プロに対する意識は強くなっていった。
○…上白根小学校からくぬぎ台小(現・川島小/保土ケ谷区)に転校し、西谷中学校の出身。ビリヤードに専念するために高校は通信制へ進んだ。息抜きに読むのは少年マンガで、「HUNTER×HUNTER」や「ONE PIECE」がお気に入り。「父の影響で好きになりました。家にあると手に取ってしまいますね」
○…年内は大会が見込めない状況だが、「まずはプロのランキングで上位を目指し、日本を背負っていけるようになりたい」。世界選手権で優勝経験のある高橋邦彦プロの指導を受け、練習を重ねて来たる時を待つ。その先に目指すのは世界選手権での優勝。未だ日本人女子プロが達成していない大きな目標へ向け、強い決意を胸に進んでいく。
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