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旭区版 公開:2016年4月7日 エリアトップへ

5周年を迎えた「マスマス関内フューチャーセンター」の代表取締役を務める 治田 友香さん さちが丘在住 48歳

公開:2016年4月7日

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仕事を通して社会貢献

 ○…「あっという間の5年でした」と振り返る。シェアオフィス『マスマス関内フューチャーセンター』(以下、マスマス)の立ち上げから運営に携わり、現在は安定的に70社が入居するようになった。「やっと形になってきたかな」と目を細めた。マスマスを運営する関内イノベーションイニシアティブ(株)の代表取締役を2013年6月から務めている。

 ○…マスマスの開設は、11年3月11日。「パーティーの準備をしていたらグラグラと揺れて本当にびっくりしました」。その後、何とか船出し入居事業者を増やしつつ、起業創業講座も展開。参加者は900人を超し1割が起業している。また、力を入れる一つにソーシャルビジネスの起業家育成がある。そのビジネスを「ニートやシングルマザーなど社会参加しにくい人たちを参加させていく事業」と説明し「仕事を通して社会参加を促し、社会をより良くしていけたら」と語る。

 ○…都内出身、大学卒業後、大手建設会社に就職。開発業務や建物管理などに携わる。建設という視点から街づくりに関わるなかで、企業の社会貢献に興味を持ち退職を決意、慶應義塾大学大学院の政策・メディア研究科で学ぶ。そして「NPOセンター」「シーズ(市民活動を支える制度をつくる会)」のスタッフとして、日本のNPO黎明期を支えてきた。育児をはさみ今度は起業家支援財団へ。そこからマスマスへとつながる。

 ○…「趣味は仕事」と苦笑い。多忙を極めるが息抜きは家族4人での年1回の家族旅行だ。「小笠原や屋久島など海や島が好きですね」と話した。「答えのないことにコミットするのはおもしろい」と、まだ市民権を得ていなかったNPOやソーシャルビジネスの活性化に取り組んできた。「私の役割は、起業のエネルギーを適正な方向に案内すること。意思のあるお金を、能力はあってもお金やリソースがない人につなげていきたい」とほほえんだ。

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