市政報告 資源活かししあわせ感じる金沢へ 横浜市会議員 黒川まさる
昨年は横浜市会議員として在任10年となり、マニフェスト大賞最優秀賞受賞と合わせて、多くの方に祝福をしていただきました。
議員になる2年前に横浜青年会議所の理事長として提言した「横浜型地域貢献企業認定制度」も、発足から10年となり、現在453社の企業が認定を受け、様々な地域貢献活動をしつつ、企業経営にも熱心に取り組んでいます。認定企業は認定マークの付与だけでなく、低利融資制度、企業間交流、認定作業の無償化、入札時の加点評価導入など、毎年様々に進化しており、昨年は10周年を契機に傑出した認定企業を表彰する制度もできました。私たちのマニフェストでは、認定企業1千社が目標です。引き続き新たな工夫を提案してまいります。
昨年9月に「かながわ学」、12月には「法学部地域創生学科」の授業を関東学院大学の学生に対して行いました。横浜の議会改革をどのように進めたのか、地方議員の仕事とは、金沢区や横浜市の課題や現在の取り組み、マニフェスト大賞やローカルマニフェスト推進地方議員連盟での全国の議員との交流や切磋琢磨、政治家としてのやりがい・使命感などを大学生たちに語る機会は、自分自身を振り返り、見つめ直す貴重な経験でした。
13年前のピーク時に21万642人だった金沢区の人口は、昨年12月には20万45人となり、今年はついに20万人を切ってしまいます。高齢化が進む並木の団地、丘の上に広がる一戸建ての住宅街、区心部や旧来の住宅密集地域で人口減少が進んでいます。若い世代や働き盛りの世代を呼び寄せるには、それぞれの地域の課題を解消する必要があります。賃料の引き下げ、建築協定の見直し、狭隘道路の解消、待機児童対策や医療や介護の地域包括支援、バス路線の見直しや通学定期の値下げなど、課題は多岐に渡ります。
しかし、私は金沢区には誰もが親しめる海や豊かな緑があり、多くの歴史的な文化遺産やレジャー施設なども充実しており、子育てにも老後の生活にも、職住近接や多様な働き方に対しても非常に高いポテンシャルがあると思います。
こういった資産を活かして、金沢区民の誰もがしあわせな生活を実感でき、多くの人に金沢区に住みたいと思ってもらえるよう、今年も一つひとつの政策を着実に実現してまいります。
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