県政報告 自民党代表質問(12月5日) 神奈川県議会議員 あらい絹世
12月5日の本会議にて、自民党を代表し質問を行いました。
がん対策の推進
あらい―厚生労働省の調査では、がんと診断された後に依願退職や解雇により離職した人の割合は3分の1を超えている。がん患者が勤務を継続できるような体制を構築していく必要があり事業者が積極的に治療と仕事の両立に取り組む必要がある。がん治療と仕事の両立の推進についてどのように取り組んでいくのか。
県答弁―療養休暇制度や短時間勤務制度の導入などを事業者へ働きかける。更に治療と仕事の両立支援に積極的に取り組んでいる事業者を、例えば県のHP等でPRし企業のイメージアップにつなげるなどインセンティブが働く方策を検討する。
商店街における共生社会の実現に向けた取組
あらい―地域コミュニティの中核を担う商店街が、障がい者の買い物しやすい環境づくりなど共生社会の実現に向けた取組を進めることは地域の継続的な発展につながるものであり、こうした取組に対し県として支援すべきと考えるが、今後、どのように取り組んでいくのか。
県答弁―商店街魅力アップ事業費補助金を見直し「ともに生きる社会かながわへの取組」を補助メニューに加える方向で検討。さらに、福祉に明るい中小企業診断士等の専門家を商店街に派遣しきめ細かくサポートする。
待機児童対策
あらい―保育所整備や保育士確保は困難な状況にあり、これまでのように市町村単独で解決に当たる事には限界がある。今後、待機児童解消に向けて、どのように取り組んでいくのか。
県答弁―待機児童の解消に市町村と取り組むため、神奈川県保育対策協議会を設置した。そこで出された意見を踏まえ、潜在保育士が現場感覚を取り戻すための短時間勤務による復職支援などを検討する。今後も協議会で新たな支援策の具体化を検討し、「県内どこでも待機児童ゼロ」の実現に向けて取り組む。
その他、▽災害救助法の改正を踏まえた対応▽成年年齢引下げに伴う若者の消費者被害への対応▽食品衛生法の改正を踏まえた対応▽引きこもりについて▽国際言語文化アカデミアの今後のあり方▽若年層におけるグローバル人材の育成▽県立高校におけるグローバル人材の育成▽視覚障がい者の安全確保に向けた音響式信号機の整備について質問しました。
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