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毎年7月に行われる「塩田による塩づくり」実行委員長の 深津 米男さん 六浦東在住 65歳

公開:2015年7月9日

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体験通じ”喜び”作り

 ○…「百聞は一見にしかずなら、百見は一体験に負ける」と溌剌とした笑顔をみせる。金沢区には「塩場」という地名が残るほど、製塩が盛んに行われていた。昔ながらの塩づくりを学び、体験することで歴史を子どもに伝えたいという先輩の思いを受け継いだ。「日本で恐らく唯一の事業。金沢だからこその体験を、子どもだけでなく大人にも広めたい」。伝統を守りつつ、新風を吹かせる。

 ○…鎌倉市出身。中学で考古学にのめり込み、市内で発見された遺跡の発掘にも携わった。担当の教師に憧れ「絶対に先生になるんだと思った」。大学1年で始めたキャンプ場のアルバイトが人生に大きく影響することに。予定にないキャンプファイヤーを楽しみに来た人々がいた。「困っているので、大学で1度習ったきりだが見よう見まねで木を組んで歌を歌った」。だが子どもたちは大喜び。人を楽しませるレクリエーションの道を進み始めた。

 ○…「レクは喜び作り」。コーディネーターの資格を取得し、教鞭をとる傍ら県内の教員に講習会を開いてきた。印象に残るのがおよそ33年前。子どもら2千人を文化体育館に集めたイベントで司会進行を務めた。歌のパートや動作を割り振り大合唱。「こんな体験はどこでもできない」と涙を流す人もいるほどだった。レクを通じた一体感を覚えている。以降、大規模イベントで司会を任されることも多々。約40年前に立ち上げた教員向けレクの会では”伝説の人”に。今も続く会だが「下が育たたないのでいつまでも関わらない」と潔く身を退いた。

 ○…はじめて携わった横浜金沢文化協会の企画では、経験を生かし台本作りや段取りなどで手腕を振るった。その腕前を買われ事務局長に。「時代に対応した会じゃないと」。新しい事業の企画やHPの開設など、メンバーと奔走する。次は何を仕掛けるか、期待される団体を目指す「夢を叶えられる会にしたい」

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