県内視察 中井やまゆり園調査 県政報告 「当事者目線の障害者支援」の定着へ尽力 県議会議員 市川さとし
2月1日、共生社会推進特別委員会(参加者10名)は、「県立中井やまゆり園」(指定障害者支援施設)の視察を行いました。
1972年(昭和47年)4月開設の「中井やまゆり園」は、知的障害のある方が「地域でその人らしく生活すること」を目標に、利用者一人ひとりに合わせた支援を行う障害者支援施設として生活介護や自立訓練など各種支援サービスを行ってきました。
今回の視察は、「神奈川県当事者目線の障害者福祉推進条例」に基づく(基本計画素案策定のポイント)で提起されている「中井やまゆり園における改革」の具体的な取り組みの一環として実施しました。
施設の方々との意見交換では、「当事者目線の障害者支援が当たり前になっていくことが大切。そのためには今後、職員の意識改革が重要」との指摘、また、日々の障害者支援サービスにおける課題や独立法人化の取り組みなどについて意見・要望が出されました。
独立法人化をめざす「中井やまゆり園」の取り組みや当事者目線の障害者支援が実効をあげるためには、職員の意識改革とともに、県の支援体制や地域の支えが一体となった継続した取り組み が不可欠と考えます。
引き続き、共生社会推進特別委員会において、県政の重要課題である当事者目線の障害者支援の定着へ尽力してまいります。
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