打ち水で節電 「緑のカーテン」ゴーヤも試食
東永谷地域ケアプラザと東永谷地区センターは8月26日、打ち水を実施した。 この打ち水は震災の影響による節電対策の一環として風呂の残り湯を利用して7月から行われており、今回が4回目。地元地域の子どもらが20人ほど集まり、元気良く水をまくと、道路の温度も42℃から37℃となり、”涼”を得ていた。
また、日差し除けの緑のカーテンとして活躍した30本のゴーヤは収穫後、冷凍保存されており、配食サービスボランティア「てまり」が調理して、提供した。参加者はマーマレード、葉の天ぷら、佃煮などを味わった。
子どもたちからは「苦かった」という声もあったが、坂本真桜(まお)ちゃんは「マーマレードは苦くなかった」と話すなど、調理の工夫が功を奏していた。
共同開催者であるケアプラザの所長、池田誠司さんは「節電対策として施設だけでなく、利用者の皆さんにも協力してもらった。打ち水ではピーク時には10℃も下がることもありました」と語った。
緑のカーテンの成功もあり電気使用量は7月は15%、8月は18%と削減できたという。参加者に打ち水と緑のカーテンの成功を報告し、来年以降も続けていきたいとの意向を示した。
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