港南警察署(大越紳二署長)は4月25日、JR根岸線にかかる港南台7丁目の宮田橋から自殺を図ろうとしていた50代の女性を救ったとして、港南台在住の小林信洋さん(41歳)と芹が谷在住の眞鍋英之さん(37歳)に感謝状を贈呈した。
2人は4月5日夜、趣味のウォーキングをしていたところ、同橋の欄干によじ登って線路に飛び降りようとする女性を発見。自殺しようとしていることを察知すると、小林さんがすぐに背後からしがみ付いて女性を確保し、眞鍋さんは110番通報した。その後、2人は必死に抵抗する女性を押さえながら思いとどまるよう説得。約5分後に到着した警察官に引き渡した。
小林さんは「自然と行動していたが、もし助けることができなければ一生悔いを背負うことになる恐怖を感じた」、眞鍋さんは「ドラマや小説のような出来事。その場は必死だったけれど、今思うと地に足が着いていなかった」と当時の緊迫した様子を振り返った。
一方、大越署長は「通報を受けてから警察が到着するまでに間に合わないケースも多いなか、それまで2人が引きとめてくれた功績は大きい」と称えていた。
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