港南台第三小 新1年生が防犯学ぶ 歌や踊りで意識向上
港南警察署と港南防犯協会、港南区役所は港南台第三小学校で新1年生を対象とした防犯講座「防犯寺子屋」を開催した。
これは区内の小学校を中心に毎年実施しているもので、児童に歌や寸劇を織り交ぜて防犯上の注意を伝え、防犯意識の向上を図っている。また、これまでの内容に加えて、東日本大震災で多くの命が失われたことや、昨年中に県内で40人の若者が自殺した状況を踏まえて、命の大切さを伝える内容も盛り込んでいる。
当日は同協会の防犯指導員や少年補導員などのボランティアが体育館に集まった児童に対し、登下校時の交通に関する注意点や、誘拐の危険性などを説明。更に、「だまされてついていかない」など、誘拐防止の標語を歌詞にした曲を流すと、児童は指導員らの振付を真似て、歌って踊り、防犯を楽しく学習した。そのほか、非行防止対策として、万引き等の例が描かれたイラストパネルを使って善悪の区別を指導。児童は積極的に意見を出しあっていた。
防犯指導員の増田美也子さんは防犯を学ぶことで「子どもに楽しく学校に来てもらいたい。保護者にも参加してもらえたら」と話していた。
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