中学生が身近にある犯罪の発生状況や原因について自主的に研究する「港南区中学校防犯サミット」のオリエンテーションが5月22日、港南警察署の講堂で開催された。
これは自主的に防犯について学ぶことを通じ、中学生の非行防止や犯罪に対する意識を高めることを目的に同署が4年前から独自に実施している企画。区内全11中学校から参加する代表生徒を中心に、各中学校がそれぞれ定めたテーマを1年間にわたって研究する。
生徒は研究に加え、青パト(青色回転灯搭載車)に乗車して地域パトロールにも参加する予定で、同署では校内外の活動により自覚をもって取り組んでもらおうと、今年度から「防犯サミットパトロール隊」と命名。活動時に首から下げる隊員章も交付した。
大越紳二署長は、「人間は道に迷うこともあるが、元の道に戻るのは1日でも早い方が良い。皆さんの活動はその手助けになる」と生徒を激励。南高校附属中学校から参加した1年生の梅村萌香さんは、「開校したばかりの学校なので、地域の皆さんと連携してやっていけたら」と抱負を語っていた。
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