多部制定時制 地域と協働で新高校を 協議会設置し、話し合い
旧港南台高校の敷地、施設に、横浜港南方面多部制定時制高校が来年度に開校する。学校と地域代表者が円滑な教育活動のために必要事項などを決める地域協働協議会が設置され、6月5日には旧港南台高校で第1回の話し合いが行われた。
協議会は、神奈川県教育委員会高校教育企画課専任主幹で、多部制定時制高校開設準備担当の古谷康司さんが座長を務め、港南区役所職員や地元商店街関係者、スポーツ関係者、地域住民など9人が名を連ねている。具体的な協議内容としては「地域との連携による生徒の体験活動、インターンシップ、ボランティア活動等に関すること」「地域の方による生徒の学習活動への支援に関すること」「学校施設開放事業の積極的な展開に関すること」など。今年度は3回程度協議する。
第1回目は7人が参加。古谷座長によると、出席者からは「地域の学習の場として学校を使いたい」「校舎やグラウンドなどの施設利用について、これまでにない方向性を示してほしい」といった要望が出たという。改めて学校施設の活用について関心の高さが示された形だ。一方、協議会の名称にも含まれる「協働」というキーワードを評価する声があったほか、「どんな学校になるか、もっと地域の人に知ってもらうべき」「体育の授業や部活動などコーチとして手伝いたい」などといった意見も出たという。次回は9月に第2回を開催する予定だ。
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