港南消防署と横浜市交通局港南営業所(日野南)による合同総合訓練が3月6日、同営業所で実施された。これは3月1日から7日まで全国的に実施された「春の火災予防運動」の一環で、今回は地域住民に公開して行われた。
訓練は同営業所と港南署から約50人が参加。鎌倉街道の「清水橋」交差点で市営バスとトラックが衝突し、10人以上の負傷者が発生した想定で始まった。
バスの運転士は乗客のけがを確認して営業所に連絡。その後は負傷者の救護と二次災害の防止活動を行った。消防隊到着後は、負傷者の救出とトリアージを実施=写真。車両衝突部分からの出火も想定し、放水による消火で訓練は終了した。
同営業所の村木浩樹所長は「初期対応で二次災害は防げる。負傷者の人数など、消防署への具体的な情報伝達が重要と分かった」と話していた。同署の松田康博署長は「第一次情報で概要が分かれば、対応方法が分かる。相互で連係していきたい」と気を引き締めていた。※役職はいずれも当時
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