横浜市シルバー人材センターの会員による創作展が4日から9日まで、中区の横浜市技能文化会館で開かれた。主催は同センター創作展会。力作128点がずらりと並び、会員や来場者らが熱心に見入っていた。
この作品展は、同センターの会員が趣味や技能を通じて親睦と交流を深め、技術の向上を図るために開かれている。今回で32回目を数え、2サークル89人の会員が作品を出展した。
展示されたのは絵画や写真、書道、工芸、手芸など。緻密で洗練されたものや個性的な作品ばかり。刺しゅう作品を出品した最高齢93歳の辻たけ子さんは「初めから32回連続で出品している。刺しゅうは1回1回時間をかけて完成させるのが楽しみ」と話していた。
主催した創作展会運営委員会の高橋孜代表は「この創作展のために作品作りに取り組んでいる人も多い。自分の大切な趣味の作品を出展し合うのを皆さんが楽しんでいる」と話した。
同センターの浦川秀登理事長は4日の開会式で「こうした創作活動でイキイキとした生活ができる。皆さんが安心して活動に集中できるよう支援していきたい。」などと挨拶した。
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