港南区や区内障害者団体連絡会、各施設、ケアプラザなどで構成される「港南区プロジェクトR(レスキュー)」は、障害者とその家族向けの防災啓発パンフレット「地震に備えて私たちができること〜港南区災害時要援護者支援パンフレット〜(障がい者編)」=写真=を作成し、3月下旬から各所で配布している。
同団体は災害時に援護を必要とする人(災害時要援護者)の支援策を検討するため、2014年度に発足。作成にあたり、メンバーなど当事者の声を反映させたのが特徴だ。
同冊子では、日ごろの備えや地震発生時の対応を障害特性別に記載しているほか、区内の地域防災拠点や災害時医療救護場所なども資料編として一覧で紹介。
港南区高齢・障害支援課の担当者は「当事者だけではなく、区民に広く周知して障害に対する理解や啓発を進めるほか、地域防災拠点との連携訓練などで活用していきたい」とし、災害時の要援護者支援の取り組みを強化していく考えだ。
また今年度は、災害時の障害特性別の支援方法を新たにパンフレットとして作成する予定だという。
同冊子はA5判で34ページ。区役所の高齢・障害支援課(1階)、総務課(3階)、福祉保健課(4階)の窓口のほか、港南区社会福祉協議会、区内各地域ケアプラザで配布されている。
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