地域住民がボランティアとして上永谷中学校(北見俊則校長)の生徒たちの学習を見守る「放課後学びの時間」が6日、上永谷コミュニティハウスで行われた。1〜3年生約50人が参加し、熱心に取り組んだ。
生徒と地域住民同士の交流や生徒の学習意欲向上を目的に6月から始まった取り組み。北見校長の呼びかけで自治会町内会の役員や地域コーディネーターなど10人が集まり、毎週水曜の放課後1時間、生徒の学習を見守っている。
生徒たちは自主的に課題を決め、グループになるなどして学習。この日は中間試験を終えたばかりとあって、振り返りの学習をする生徒の姿が多く見られた。
3年生の栄舞華さんは「塾に通っていないので、放課後に学ぶ場があるのはありがたい。友達と一緒に考えられるし、後輩も聞きに来てくれる」とし、篠原杏奈さんは「帰宅すると学習出来ないことも多い。ここでは先生に聞きにくいことを、地域の人も教えてくれる」と笑顔で話していた。
ボランティア代表の石川勝也さんは「友達同士で補い合って学んでいる様子。ここでの交流を通じて、生徒が町内会行事に参加する土壌も作っていきたい」と話していた。
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