神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2017年1月1日 エリアトップへ

横浜で生きるフクロウ 耳を澄ませば鳴き声も

文化

公開:2017年1月1日

  • LINE
  • hatena
森角さんの腕におとなしくとまるフウちゃん
森角さんの腕におとなしくとまるフウちゃん

 酉年である2017年の、顔ともいうべき鳥類。中でも「不苦労」などのごろ合わせがめでたいフクロウは、縁起の良い鳥として知られる。だが、横浜市内にもフクロウが生息していることは意外と知られていない。

 「仲間のコノハズクなどは渡り鳥だが、フクロウは留鳥。昔からずっと日本で暮らす鳥」と話すのは、金沢動物園(金沢区)の森角興起さんだ。市内でも金沢自然公園のほか、身近な森林に生息しているという。「地元で育って地元に住むのがフクロウ」。木の洞や枝の間に巣をつくり、毎年同じ場所でつがいが子育てをする。

 夜行性であることが、なかなかお目にかかれない理由。人の10から100倍ほどの視力と、パラボラアンテナに似た平らな顔、羽音のしない風切り羽を武器に、夜の狩りに出る。ただ「夕方に耳を澄ますと、オスのホーホーという声が聞けることも」と森角さんは話す。

「傷つくリスク、知って」

 同園にいる、フウちゃんとフクちゃん。どちらも保護され、野生に戻ることができないフクロウだ。フウちゃんは生後まもなく何者かに左目を奪われ、フクちゃんは左羽が折れたまま飛ぶことができない。「カラスや猫に襲われたり、末っ子が上手く育たずに保護されたりするケースが多い」と森角さん。「すぐそばにいる鳥で、人間の生活の影響で傷つくリスクがあることを知ってほしい」と話した。

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

創業110年の節目 祝う

東京ガスエコモ

創業110年の節目 祝う

5月2日

1班の器具置場が竣工

栄消防団 第三分団

1班の器具置場が竣工

5月2日

各地でこい泳ぐ

各地でこい泳ぐ

子ども向け企画も

5月2日

ズーラシア動物園で公演

ズーラシアンブラス

ズーラシア動物園で公演

5月19日に

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook