神奈川県が11月18日に発表した「第10回かながわ子ども・子育て支援大賞」で港南区の特定非営利活動法人「夢輪(ゆうりん)」が草の根賞を受賞した。学習塾に通う余裕のない子どもや外国人の子どもを対象とした学習支援や交流などの草の根の活動が評価された。
夢輪は2003年に佐々木妙子理事長が中心となってボランティアグループとしてスタート。12年に特定非営利活動法人化した。「たった一人の幸せのために」をコンセプトに生涯学習の講座を展開している。
例えば、学習塾に経済的理由で通えない子ども対象に1時間ワンコインの授業を発足してから15年間続けている。また映画や人形劇、コンサートなどを実施する「夢輪まつり」は15回目を数え、地域の子どもたちが本物に触れる、知る機会を作ってきた。
「これからも困っているお母さんや子どもたち、地域の人々、たった1人にでも寄り添い、支えることを、熱い心で続けていきたい」と佐々木理事長。
今回は大賞1件と奨励賞5件、草の根賞3件、特別賞1件が県内企業や団体の活動から選ばれた。
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