見守り・支え合い
「子どもたちの登下校の見守りはもちろんのこと、高齢者の方への見守りも進めていきたいと思います。
区内では、子どもたちの登下校時の学援隊の皆さんの見守りのほか、午前8時と午後3時に合わせての地域での見守りにつなげる『港南ひまわり83運動』の声かけをしています。
また高齢者の方の見守りについては『認知症サポーター養成講座』などを通じて認知症の理解と地域での見守りの大切さをお知らせしていきます。高齢者の方が事前に連絡先などを登録して万が一の時に備える『ひまわりホルダー』を区内の地域ケアプラザでは広めています。見守りの必要な高齢者を関係機関につなぐ取組を一層進めていきます」
――いよいよ今春に新区庁舎が完成します。新区庁舎のポイントを教えて下さい。また港南公会堂の整備に関する方向性を教えて下さい。
3月中に業務開始
「新しい区総合庁舎は2月に完成し、3月中に業務をスタートさせる予定です。現庁舎の東側に移転し、建物は地下1階地上7階建てとなります。公共施設の耐震化を進めることが目標ですから、第一に災害に強いことが特徴です。免震構造を採用し、災害時には区災害対策本部としてしっかりと機能を果たせるようになります。
『わかりやすく、利用しやすく』なります。利用者の多い戸籍課と保険年金課を2階とし、明るい待合スペースを設けます。土曜開庁日の窓口は全て2階で対応できるように工夫します。
湧水の熱利用による冷暖房や太陽光発電、自然エネルギーを活用し、環境に優しい建物となります。案内板には区の花ひまわりのデザインを採用し、1階の区民ホールの天井には木材を使用しますので、温かい雰囲気の空間となります」
公会堂整備に4年
「港南公会堂は建て替えに伴い休館するため、3月末をもって利用できなくなります。整備期間は4年程度を予定しています。新公会堂に港南土木事務所と区民活動支援センターも移転する予定です。利用者の皆さんには整備の間、ご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いいたします。新公会堂のオープンを楽しみにお待ちください」
――最後に区民の皆様にメッセージをお願いします。
「『もっと良い地域にしていこう』『ひまわりプランを一緒に進めていこう』『港南区に住んでよかったといえるようにしていこう』という区民の皆さんの熱い思いに感謝いたします。港南区の宝である『協働による地域づくり』をこれからも大切にしながら、一歩一歩取組を進めていきます。
各分野で活躍する子どもが多く、昨年は港南中学校水泳部が全国大会で優勝しました。子どもたちの活躍を応援し、未来ある子どもたちにもふるさとを思ってもらえるように『つながり はぐくむ ふるさと港南』を創っていきたいと思っています。
区民の皆さんと一緒に元気な笑顔のひまわりをたくさん咲かせられる年にしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします」
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