港南区役所と「港南 禁煙・分煙をすすめる会」、港南区医師会による健康講話「毎日の生活から始める健康づくり」が2月4日に港南公会堂で開催され、約600人が聴講した。
前半は国立がん研究センター・社会と健康研究センターの津金昌一郎センター長が「がんを遠ざける生活習慣」という演題で講演。疫学研究の分野でがん予防研究を進める津金さんは、がんになりやすい生活習慣の要因1位にタバコを挙げ、「あらゆるがんになりやすく、肺がんになった非喫煙女性の約3割は受動喫煙が原因。一方で禁煙した10人に1人が、がんを免れる」と禁煙の重要性を強調した。
後半では、たぐち脳神経クリニックの田口博基院長が「寝たきりにならないための生活習慣」の演題で講演。診療時の体験談も交えながら「寝たきりの疾患要因1位は脳卒中。1に運動、2に食事、3に水分で防ぎましょう」と呼びかけた。
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