市営地下鉄のブルーラインで11年ぶりとなる新型車両「3000V形」が4月9日に運行を開始した。寸法や主な性能は従来の3000形を踏襲しつつ、ワイド型液晶パネルを設置して他社運行情報や4カ国語(英・中・韓)での次駅表示を導入するなど内装面を一新。また床とシートをブルーに統一し、仕切を透明にするなど明るい内装となった。導入されたのは1編成で、市営地下鉄の運行体制は計38編成となった。
運行開始の前日8日には市民を対象にした試乗会を開催。募集定員の9倍もの申し込みが殺到する人気ぶりで、当日は約120人が上永谷車両基地(港南区)からあざみ野駅(青葉区)までノンストップ走行する新型車両を楽しんだ。
走行中にはじゃんけん大会も行われ、勝者には地下鉄グッズが贈られた。車内アナウンスに挑戦した荏田南小学校3年生の廣瀬温大君は「緊張したけど、楽しかった」と笑顔を見せた。
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