中小企業84社で構成する横浜マーチャンダイジングセンター(以下mdc/金沢区幸浦)と横浜市シルバー人材センター、横浜市が先月21日、「高年齢者等の就業支援に関する協定」を締結した。
シニア世代の活躍の場を創出する人材活用ネットワークを構築する。同センターの登録会員を、mdcの組合員企業へ紹介し、マッチングする仕組み。
締結式後の意見交換でmdcの木村仁副理事長は「アンケートでは若年者も含めすぐに採用したいという企業が34社で150人の求人があった。(協定は)可能性がすごくある」と期待感を示し、同センターの浦川秀登理事長は「若手に負けないほど元気で知識と経験をもった人材がたくさんいるので期待してほしい」と応じた。市経済局の林琢己局長は「生産人口が減少する中、シニアの活躍の場は必要。画期的な協定なので、他団体にも広げていければ」と話した。
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