つのだ宏子の介護日記【3】 意見広告 「明るい生活を捨てないで」 自民党栄区第1支部 支部長 つのだ宏子
両親の看病や介護に携わる生活の中で最も強く感じたのは、介護をする側の人たちに「明るい生活を捨てないでほしい」という願いです。私自身、両親が突然倒れた際には、「どうしたらよいか」と混乱し、将来への大きな不安にさいなまれました。
自分の両親だからこそ、生活をある種「犠牲」にしてでも自分が面倒をみなければならない、と考えていた時期もありました。しかし、先の見えない介護生活の中で、ふっと息つく時間や場所がなければ関係者全員が不幸になってしまうのではないでしょうか。
そのための医療充実
介護に携わる家族にとり、最も強力な味方は医療・介護でお世話になる方々です。専門家のサポートにどれだけ支えられたかわかりません。その一方で課題も多く、医療・介護という社会的インフラは現在の日本で十分ではありません。
1つには、情報の共有に課題があると思います。地元でかかりつけ医がいる場合でも、その保有する情報は他の医療機関や介護施設にうまく引き継がれていません。従来の治療等の情報が引き継げれば、家族も安心です。
また介護保険制度も地域に合った形での充実が望ましいでしょう。例えば在宅の人は一時的に施設で過ごす「ショートステイ」を選べますが、施設で暮らす人は一時的に帰宅するいわば「逆」ショートステイができず、あるいは保険外で費用が高額になってしまいます。
介護保険は国の制度ですが、それを補う条例を制定するということは十分に可能だと思います。
つのだ宏子
横浜市栄区公田町514-2F
TEL:045-894-9956
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