地域まちづくりルールとして「丸山台まちづくりガイドライン」がこのほど、横浜市地域まちづくり推進条例に基づく市長の認定の変更を受けた。
「地域まちづくりルール」は横浜市独自の制度として、地域で守る建築物や工作物、生活環境などのルールを定めたもの。地域住民など多数の合意を得て、市の認定を受ける仕組み。現在、市内20地区で運用されている。
港南区の丸山台地区では丸山台自治会(阿曽弘美会長)が68・5ヘクタールを対象に2006年からまちづくりガイドラインとして運用を開始。良好な住環境を維持・保全するため、建物の色彩や緑化、プライバシー、屋外広告物などに関するルールを設けている。
制定から約10年が経ち、高齢化や若年層の減少、住民意識の変化などに対応するため、17年から見直しを始めたという。住民意向調査を行い、検討を進め、運用上の課題や地域の意向を反映したガイドラインに変更した。
例えば、今後想定される福祉施設の立地を考慮し、まちづくりの基本方針に「様々な人が住みやすい、人にやさしい街」を追加。またエアコン室外機や窓の位置については「プライバシーや騒音に十分に配慮する」という文言を追加した。垣や塀について、通行に支障がないよう改善・維持管理を行うことを改めて求めた。
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