上永谷の貞昌院本堂で7月26日、恒例の大施餓鬼会(おせがき)法要が行われた。施餓鬼はお盆前に行われることが多い仏教行事の一つで、この日は特別講演として法要前に「耳なし芳一」の朗読劇が披露された。
朗読を行ったのは数々の時代劇やドラマ、映画に出演している女優のまつむら眞弓さん。近年はライフワークとして「怪談劇」に取り組んでおり、貞昌院での披露は昨年に続き2回目。
朗読が始まると、まつむらさんの迫真の語り口や表現に参加者はかたずをのんで聞き入っていた。
朗読後には自身が出演している映画やドラマの舞台裏などのトークもあり、笑いであふれる場面もあった。
貞昌院では落語や演奏会なども行っており、今後も続けていくという。
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