市会議員 たのい 一雄 市政報告 「自粛自粛」から「withコロナ」へ政治の役割は新しいステップに
第3回定例会が9月2日に開会します。今回の議会で当然、新型コロナウイルス感染症対策の議論が中心となるでしょう。閉会中も各委員会や自民党市会議員団の会議、地元の会合があり、情報収集しながら議論を重ねているところです。
横浜市新型コロナウイルス対策本部の報告(8月7日)によると、皆様もご承知の通り、市内の新規陽性患者は増加しております。全国と同様、20代・30代が多く、7月以降は40代以上にも広がっています。
医療体制は8月6日時点で重症・中等症用病床500床、横浜市として宿泊療養施設200床を確保しています。そのほか、神奈川県が横浜市内のホテルを借り上げています。陽性患者の状況を考えると、現状の医療提供体制は十分に整っていると認識しています。
待ったなし横浜経済
一方、横浜の地域経済が深刻な状況にあることは明らかです。4〜6月期の市内企業の景況感を示す業況判断指数は前期から36・8ポイント低下し、調査開始以来、最大の落ち込みとなりました。6月時点の有効求人倍率は0・99倍となり、1倍を下回ったのは2015年6月以来、5年ぶりの低水準です。
港南区でも店をたたむ飲食店があり、このままの経済停滞が続けば、幅広い業種で厳しい判断が強いられることになってしまいます。
命と経済の両立へ
このコロナ禍では「命」と「経済」の両立をめざさなければ、社会が崩壊します。地域の声を聞けば、市民の皆さんが精神的にも疲弊している状況が伝わってきます。「自粛」続きの生活から「withコロナ」の生活・社会へ新たなステップに踏み出すことが必要だと考えています。
これまで私たちが新型コロナウイルスと向き合ってきた中で少しずつ対策がわかってきました。3密防止や手指消毒の徹底、マスク着用はもちろん、飛沫防止の仕切りの活用、屋外の活用、換気の徹底などを高い水準で取り入れた店舗運営や企業活動を普及させ、安心して経済活動を行える環境作りが私の役割だと考えています。
9月の定例会では医療体制や感染拡大防止策の拡充を訴え、さらに景気対策や事業活動の支援、就労・雇用対策の強化も強く求めていきます。責任ある自民党市会議員団として県政や国政とも連携して財源の捻出にも取り組んでいきます。
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