横浜市は８月28日、市内に住む65歳以上の人を対象とした「もの忘れ検診」の受付を開始した。費用は無料。市内83カ所の指定医療機関に申し込み、受診できる仕組み。
横浜市の認知症高齢者数は２０１５年に約14万人となり、２０２５年には約20万人で高齢者の５人に１人の割合に増加すると見込まれている。
もの忘れ検診は認知症の疑いがある人を早期に発見し、早期の診断と治療につなげるのが狙い。横浜市では今年１月20日から３月31日までの期間に県内の自治体としては初めての取組として実施した。１０９０人が受診し、２８２人が専門医療機関へ紹介された。
検診内容は認知機能などを確認する問診。対象は受診日に横浜市在住の65歳以上の人で認知症の診断を受けたことのない人。費用は無料だが、認知症の疑いがあり、専門医療機関の受診が必要な場合の紹介料は有料。申し込みは次の医療機関。【港南区】▽秋山脳神経外科クリニック（港南中央通１の１【電話】８４２・１８３８）▽県立精神医療センター（芹が谷２の５の１【電話】８２２・０２４１）▽湘寿クリニック（下永谷４の２の30【電話】８２５・５８６１）▽善利クリニック（野庭町１４６の１【電話】８４９・１０８０）▽つながるクリニック（野庭町６６５-１Ｆ【電話】８４８・２７００）▽豊福医院（上永谷３の18の16【電話】８４４・２２５５）▽ヒルサイドクリニック（上大岡西１の16の19-３Ｆ【電話】８４９・２５５０）【栄区】▽木村内科・胃腸内科（小菅ケ谷１の23の１【電話】８９４・１２８１）▽小山台クリニック（小山台２の41の17【電話】８９３・８７３６）▽なかのクリニック（鍛冶ケ谷２の53の10の２【電話】８９０・６２２６）
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