3期目議員による市政報告109 市民の声を届けて施策を着実に 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
土木事務所の跡地整備
9月29日の決算第二特別委員会の市民局審査を担当し、市の取組について指摘・質問しました。地元の施設整備の状況について報告します。
丸山台の港南土木事務所は、港南公会堂との合築による移転に伴い、跡地にコミュニティハウスと地域ケアプラザを含む複合施設が建設される予定になっています。ただ当該地域には集会施設がないため、「150人程度が収容できる会議室がほしい」という要望があることを訴えました。
市の担当部長によると、今年度に基本設計を進め、24年度に開設する予定です。市民局長は「地域の要望を受けて複合施設の中に間仕切りを動かすことができる150人規模の会議室を計画している」と答弁しました。
公会堂正面動線確保へ
港南公会堂再整備についても、コロナ禍の生活様式など様々な利用ニーズへの対応の必要性を訴えました。また駅やバス利用者、歩行者による混雑が懸念される公会堂正面について広場の歩行者動線確保も指摘しました。
市の担当部長は「緑化率に配慮しつつ広場内にスムーズな歩行者動線が確保できるよう、植栽の配置などについて建築局とともに検討する」と答弁しました。
地区センにWi-Fi
地区センターやスポーツセンターは災害時の避難所になるケースもあり、避難者の情報収集手段としてスマートフォンなどの利用に必要なWi-Fiを設置することが大切です。新しい生活様式に対応し、多様なニーズに応えるためにも整備を進めるよう、市に求めました。
市の説明によると、スポーツセンターは全18館中、17館で整備されていますが、地区センターは全80館中、31館の整備となっています。
林琢己副市長は「セキュリティ対策や伝達速度など規格の統一を図っていく必要がある。地区センターについてはWi-Fiが利用できる部屋の統一を図ったうえで整備を進めていく」との考えを明らかにしました。
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