市政報告 「残念でならない」IR住民投票条例が否決 日本共産党横浜市会議員 みわ 智恵美
「IRカジノ誘致の是非は、市民に決めさせてほしい」――。そんな声が高まり、法定必要数の3倍以上もの19万3193筆の署名がわずか2カ月間で集まり、市長に住民投票条例制定の直接請求がされました。これを受け、1月6日から8日まで条例制定のための臨時議会が開かれました。
私は本会議で、市民が直接自らの意思を示す住民投票条例の制定は民主主義として当然の手法であり、市民の政治参加の在り方として認められている制度であることから、条例に賛成の立場で市長に質問しました。
しかし、自民・公明両議員の反対多数で条例を制定できませんでした。残念でなりません。今年の夏には「横浜にカジノは要らない」という市民の思いを実現しうる市長選挙があります。そのために全力を尽くします。
新型コロナから市民のくらしを守る
新型コロナの感染が拡大するいま、感染を「抑え込むため」にはまず、感染状況を正しく把握する必要があります。
新型コロナ感染症は発症前でも感染することがわかっています。いかに無症状の感染者を早い段階で発見し、保護していくかが重要なカギです。きょう14日、日本共産党市議団はPCR検査の抜本的拡充につき、5度目の申入れを行います。申し入れの内容は、医療・福祉施設への検査等の抜本的強化、医療機関・保健所への支援に全力を挙げることなどです。
このような状況でも命の砦として最前線で力を尽くして下さっている医療機関の方々がいます。国はそのような医療機関に生じている減収の補てんを直ちに行うべきです。市としても、コロナ禍で収入減少に苦しむ市内の中小企業や小規模事業者をはじめ、文化芸術に携わる人たちなどへの予算を増額すべきです。引き続き、議会で強く求めていきます。
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