港南台第一小学校を中心に活動する小学生バレーボールチーム「港南台ジュニアバレーボールクラブ」がこのほど、第37回関東小学生バレーボール大会に出場し、混合Aブロックで初優勝を果たした。
夏の県大会を混合チームで優勝した港南台ジュニアは8年ぶりの関東大会。前回は女子チームで3位となったが、今回は男女混合の部に出場した。A・Bの2ブロックに分かれて各8チームがトーナメントを戦った。
「絶対大丈夫」
準決勝では優勝候補とされた東京第一代表の狛江セブンと対戦。「緊張してガチガチだった」と加藤まゆみ監督が振り返るように第1セットは9対21で落とした。その様子に加藤監督は「自信を持ってやりなさい。どこよりも頑張ってきたから、絶対大丈夫」と選手に気合を入れたという。
そんな声がけもあって第2セットは21対7で奪い返し、最終セットは16対14というスコアで接戦を制した。勢いに乗った同チームは決勝でも「群馬大和」をストレートで破り、ブロック優勝を果たした。
昨年は緊急事態宣言で体育館が使えない時期も長かった。公園で基礎練習に励んだという主将の矢口栞さん(吉原小6年)は「強いチームとの練習試合で、気持ちが結果を左右することを体感した。それが今大会でも生かせた」と振り返る。加藤監督は「関係者への感謝の気持ちが、ここ一番で自分たちを信じる力になったはず」と話す。
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