平和な横浜港を次世代へ 日本共産党横浜市会議員 みわ智恵美
こどもの日に先立ち、次世代の平和への決意を新たにする76回目の憲法記念日を迎えました。
横浜はアジア太平洋戦争により、東京・大阪・神戸などの全国各地の都市と同じように、米軍による空爆によって多くの市民の命が奪われ、町は焼け野原となりました。
ウクライナのオデーサ市と横浜市は戦争によって焦土となった中から復興を遂げた国際港湾都市であることから、1965年に姉妹都市提携を行ったと聞いています。今、ウクライナの市民が戦火におびえ街が破壊される様子をテレビなどで目にし胸のつぶれる思いです。
そんな中、平和なまち横浜の港にある米軍基地の増強が計画され市民の不安が広がっています。基地の早期全面返還を、と横浜市は市民とともに求めてきましたが、今回の基地増強は早期返還を遠ざけるものです。
想定されている作戦は、東シナ海・南シナ海での米軍の対中国封じ込めの軍事作戦で、横浜ノース・ドックの部隊が、常時・柔軟・迅速に米軍・自衛隊の戦闘のための武器・弾薬・兵員を輸送するというのです。反撃を受け戦場にされる危険があります。
日本の進むべき道は中国を含む包摂的な外交と対話によるアジアの平和秩序の構築です。このような基地増強計画は撤回しかありません。平和な港を子どもたちの未来に手渡すために声をあげ続けます。
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