県議会議員 自民党 桐生ひであき 県政報告 健康寿命延伸のため「がん検診」を
上大岡で先月、県政報告会を開催しました。県重点事業と私が推し進めてきた「がん対策」について報告します。
9つの重点事業推進
県は「持続可能な神奈川の推進」を掲げ、【1】新型コロナウイルス感染症対策【2】障がい・高齢福祉施策の推進【3】子ども・子育てへの支援【4】安全で安心してくらせる神奈川の実現【5】未病改善の取組及び地域医療体制の整備【6】県内経済・産業の活性化【7】脱炭素社会の実現に向けた取組【8】行ってみたい神奈川の魅力づくり【9】県立高校改革等教育環境の整備の推進―の9つの重点事業を推進し、県民生活の向上に寄与します。
重粒子線治療装置を導入
県では2006年度に「がんへの挑戦10か年戦略」を策定し、総合的ながん対策への取り組みを開始しました。その前年、私は陽子線治療の有効性を確認すべく米国マサチューセッツ総合病院を視察。その後も、同戦略を補てんするため、私が事務局長として議員提案した「がん克服条例」の制定、神奈川県立がんセンター(旭区)への重粒子線治療装置の導入を推進してきました。
その結果、2015年にがん専門病院としては当時、世界で初めて重粒子線治療施設「i─ROCK」をがんセンターに開設しました。この重粒子線は、従来の放射線治療に比べ、がん病巣だけを正確に照射することが可能です。患者の副作用が極めて少なく、治療期間の短縮化などのメリットがあり、今まで手術がしづらかった部位など、県下におけるがん治療の幅が大きくひろがりました。治療開始から2023年3月末までに2842人の重粒子線治療実績があります。今後も公的保険適用範囲の拡大などに尽力します。
区民意識調査によると港南区でがん検診を受けている人は50%を下回っています。健康寿命延伸のため定期的ながん検診を心がけましょう。
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