第53代横浜市会議長せのま康浩 市政報告 377万都市「横浜」の活性化へ 豊かな市民生活のために
2024年、新たな年の幕開けです。昨年、6月27日に多くの議員各位のご推挙をいただき、第53代横浜市会議長に就任させていただきました。議長職をしっかり全うすることと合わせて、市会議員としての職責を果たし、377万都市「横浜」の活性化を目指します。豊かな市民生活のために全力をつくして活動していく所存です。
亡父との絆
私の父、瀬之間功は1988年に第31代市会議長を務めました。父の就任中に横浜市政100周年記念の横浜博覧会が開催され、その後、みなとみらい21地区の開発がスタートしました。
そのみなとみらい21も含めた横浜市の最先端の都市化を進めた六大事業から約半世紀、横浜の都市開発は成熟期を迎えたものの現在の横浜は、少子高齢化や気候変動、感染症などの想定外の課題が山積した中で、次代に向けた持続可能な新しい横浜への取組みが本格的に動き出しました。本会議場には議長経験者の写真が飾ってあり父に『しっかりやれよ』と見られている感覚があります。その重責を感じながら半年が経過しました。
公式行事に出席
さて、私が出席しました公式行事を少し振り返らせていただきます。昨年7月にはリニューアルオープンした「本牧市民プール開業記念式典」においてテープカットを行い、新たな門出をお祝いしました。また、7月末には第51回横浜市聴覚障害者の集いに出席し、手話で祝辞を述べさせていただきました=【1】。
8月には全国20政令指定都市の議長が集まる全国市議会議長会指定都市協議会の総会に出席し、大都市制度創設に係る意見交換等を実施しました。9月には夏の甲子園で優勝した慶應高校野球部の優勝報告で選手、野球部関係者等に対し、祝辞を述べました。更に、市消防局消防本部庁舎竣工記念式典にも参加しています=【2】。引き続きその職責を果たします。
現在、市民生活は、新型コロナウイルス感染症やウクライナ情勢に起因する度重なる物価上昇など、困難な状況に直面しています。市民の皆さま、市内事業者の皆さまが、暮らしのなかに安心安全や豊かさを実感していただけるよう、横浜市会の舵取り役として全力で取り組んでいきます。
「もっと住み良い港南区へ」
地域を回り、地元の皆さまと話すこと――。
これは、2003年に市会議員選挙に初当選した時に、先輩議員から言われた大切な言葉です。この言葉を胸に、港南区民の皆さまの声を聞き続けて20年間、横浜市会で活動してきました。永野幼稚園、永野小、上永谷中を卒業した「地元っ子」の私は初当選以来「地域の力を活かし、もっと住み良い港南区」を掲げ、「故郷と思えるまち港南区」づくりに邁進してきました。その姿勢は議長となった今も変わりはありません。
私の育った永野・永谷地区で動きがありますので一部報告いたします。
まずは、帰宅支援型乗合タクシー「ながなが号」の実証実験が同地区ならびに上永谷駅周辺で始まっており、3月15日まで車両を定時運行させます。同地区は人口約1万5千人(約5千世帯)で高齢化率が約29・3%。今後も高齢化が見込まれており、きめ細かい地域交通の充実が課題でもあります。さらに、同エリアは戸建て中心の丘陵地で坂道が多く、道路も狭い傾向にありバス路線は走っているものの、外出するのが難しい人も少なくない状況です。そこで、持続可能な地域交通の実現を目指して、市は乗り合いタクシーの実証実験を行っています。同地区の皆さまに利用いただければと思います。
次は、上永谷駅すぐの「複合施設」についてです。同駅前で建設が進んでいる地域ケアプラザ及びコミュニティハウスの新築工事に加え、南部児童相談所移転新築工事がようやく5月末を目途に終了する予定です。福祉、子育て等の新たな地域の拠点として活用ください。「もっと住み良い港南区へ」2024年も全力を尽くします。
「全力で取り組む」
昨年11月末にロイヤルホールヨコハマ(中区山下町)で『議長就任を祝う会』を開催していただきました。発起人代表、発起人、自民党市議団の同志、多くの関係者、参加者の皆さまには感謝してもしきれません。
日本最大の自治体でもある横浜市も人口減少期に突入し、少子高齢化に伴う諸課題への対応が急務となっています。
引き続き、歴史と伝統のある横浜市会の議長として、横浜市会が行政の適切な評価や議会自らの政策立案機能など、その役割を十分に発揮できるよう公正かつ円滑な議会運営等に全力で取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いします。
瀬之間康浩
横浜市港南区上永谷5-6-10
TEL:045-847-5227
FAX:045-847-5247
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