南部病院 ボランティアに感謝状 済生会創立100周年で実施
済生会横浜市南部病院で7月1日、同病院で活動しているボランティア2団体と個人2人に対し、感謝状の授与式が実施された。
感謝状は同病院の運営団体である社会福祉法人恩賜財団済生会が創立100周年を迎えたことを機に総裁の寛仁(ともひと)親王から授与されたもの。
今回、感謝状を受けたのは南部病院ボランティアの会と港南幸の会、吉倉良子さん、内田和子さん。
南部病院ボランティアの会は港南台社会福祉協議会の活動の一環。28人の会員がローテーションで週5日、外来患者に対して院内案内をしているほか、リハビリ患者の送迎など院内介助、入院中の子どもに本の読み聞かせをしている。
港南幸の会は会員数42人。家庭で使い古したタオルやシーツをカットし、病院内で多用途に使用する綿布として数百キロ分を毎年集めて寄贈している。
吉倉さんと内田さんは週に1度、院内17カ所に花を活けている。2人とも当初は病院に働き始めた友人のために始めたものだったが、今では患者を和ませる欠かせないものとなった。
どの活動も20年以上にわたって続けられている。感謝状を寛仁親王に代わって手渡した今田敏夫院長は「我々医療スタッフでは目の届かないところがあり、ボランティアの皆さんに活躍してもらっている。ボランティアさんを含めてチーム医療。感謝をしている」と話している。
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