「まずは自助、次に共助」 吉原小で防災訓練
地域防災拠点の吉原小学校で9月2日、防災訓練が行われた。当日は日野第一連合町内会の10自治会町内会を中心に、大貫一幸港南区長など区職員や連合に未加入の管理組合、消防団、横浜市アマチュア無線非常通信協力会港南支部など200人ほどが参加した。
当日は震度6強の地震が区内で発生したと想定。参加者は各自治会町内会で定められた「いっとき避難場所」に集まった後、吉原小に避難した。吉原小では自治会町内会ごとに食糧物資班や救護・援護班など5班に分かれて訓練。最初の訓練が終了すると、別の班に移動して別の訓練を行うなど全体の防災力を向上させるような工夫もされていた。また、今年は横浜防災ライセンス資機材取扱指導員も4人参加し、発電機やエンジンカッター、組立式トイレなど資機材を実際に使いこなすコツも含めて指導していた。
防災訓練を実施した地域防災拠点運営委員会の高森政雄委員長は「毎年訓練を積み重ね、防災の意識が高まってきた」と当日を振り返った。また、「自分の命、家族の命を守るのは自分。まずは自助が大原則だ。家具の固定など減災に取り組んでほしい」とした上で、「次に隣近所、自治会町内会といった共助が必要」と語り、地域にネットワークを持つ自治会町内会の役割や重要性を語っていた。
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