「過去を知ることで今が分かる」 子どもが学ぶ郷土資料館
日下小学校には過去に使われた農作業用具や生活用品などの郷土資料が集められた郷土資料館が設置されている。
資料館は同小の開校100周年の記念事業として、縄文土器などの所蔵品や地域から集められた様々な資料を整理し、2002年11月5日に開館した。
館内には足踏み脱穀機や穀物を選別する「とうみ」など農作業用具のほか、火鉢や釜、酒壺などの生活用品、着物や明治・大正・昭和の教科書なども保管されている。
同小では、子どもたちが教科書に出てくる昔の道具を実際に見ることで理解を深めているほか、社会科や総合学習の時間などで資料館を活用しているという。
資料館の館長を務め、地域の歴史に詳しい北見繁男さんは「過去を知ることで今が分かる。資料はこの土地がどういう農業をしていたか、どういう生活をしていたかの証」とその価値を話している。
資料館は一般にも公開されている。11月8日(木)、9日(金)、12月8日(土)の午前中は見学が可能だ。
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