緊張感あふれる訓練風景
港南警察署と市営地下鉄、京浜急行電鉄、ＪＲ東日本の区内鉄道事業者３社は４月25日、市営地下鉄上大岡駅事務所前通路で、刃物による事件を想定した合同訓練を行った。
同訓練は、昨年発生した駅での刃物による傷害事件を受けて行われたもの。
当日は、女性通勤客が刃物で洋服を切られ駅員に届け出た後、犯人が逃走した場合と刃物を振り回している場合の２場面を想定。それぞれ、駅職員による１１０番通報の適切な行い方や、警察官による暴れる犯人の確保など実践的な訓練を行った。
訓練を通じ、市交通局上大岡管区駅長の大谷明弘さんは「貴重な体験となり、ありがたい。訓練を糧にして、お客様を守れるよう日々の業務に取り組んでいきたい」と話していた。
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