音楽家の思いにふれる 中学生がプロと懇談
横浜市内の中学生13人が10月20日、横浜市在住の若手ヴァイオリニストの毛利文香さん、山根一仁さんと港南区民文化センター「ひまわりの郷」で懇談し、様々な質問を行った。
これは様々なジャンルの音楽イベントを開催する「横浜音祭り2013」のプログラムとして毛利さんと山根さんが出演したジョイント・リサイタル後に行われたもの。未来のアーティストを目指す中学生を応援することが狙いだ。
中学生はリサイタルを間近で聴いた後、舞台上で順番に質問。「演奏している時に大切にしていることは」という質問に、山根さんは「『音を楽しむ』と書いて『音楽』。楽しんで悪いことはない」と語ったほか、毛利さんは「弾く時の姿勢。無理のない姿勢で弾くようにしている」と話した。
参加した港南台第一中学校2年の朝田若菜さんは「演奏する時に緊張するけど、山根さんから『小学生の時は緊張していたが、今は”いい緊張”に変わった』という話を聞いて、緊張することは悪いことじゃないと思った。人に楽しんでもらうという姿勢は刺激になった」と感想を語った。
毛利さんは懇談後、「自分が何に気を付けているか、改めて考える機会になった」と感想を話したほか、山根さんは「直接話を聞く機会はないので、こちらも感謝している」と話していた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>