会場に並んだ作品
高齢者の就業機会提供などに取り組む（公財）横浜市シルバー人材センターの会員による創作展が１月８日から13日の６日間、横浜市技能文化会館（中区）で開催された。
写真や書道、絵画、工芸、手芸の作品が毎年集まるこの作品展。30回目の今年は１２０点あまりの作品が並び、林文子横浜市長も写真作品で特別出品したほか、節目として、第１回から30年連続で出品している上大岡東在住の辻たけ子さん（92）や、20回以上出品した３人に表彰状が贈られた。
辻さんは今年、手芸部門に人形と刺しゅうで描いたラベンダー畑の絵を出品。「表彰されたのは夢のように嬉しい。また来年の作品展に向けて、作品づくりのアイデアを探していきたい」と喜びを語った。
主催した同創作展会の高橋孜運営委員長は「会場で作品に触れ、『私もやってみようかな』と創作意欲を燃やす人も多い。作品発表の場として会員にとっても重要なので、今後も続けたい」と話していた。
30年連続出品で表彰を受けた辻さん
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