桜岡小 「捨てるのはもったいない」 リユース意識 授業で育む
桜岡小学校(鈴木秀一校長)は1月18日、全学年の児童が不要なおもちゃや文房具などを持ち寄って交換する「さくらっ子マーケット」を実施した。
持ち寄ったおもちゃなどは、家庭から持ってきたペットボトルキャップや缶のプルタブを通貨代わりとして取り引きする仕組み。同小では、リユースに対する意識付けや物を大切にする気持ちを育むことを目的に年に1回、授業の中で実施している。当日集まったペットボトルキャップは200kg以上で、NPO法人「ともにあゆむ」を通じて発展途上国の子どもへのワクチン費用に役立てているほか、プルタブは「環公害防止連絡協議会関西支部」に送ってリサイクルをしている。
鈴木校長は「(横浜市一般廃棄物処理基本計画の)3R夢(スリム)プランの活動にもつながり、また、全学年で実施をすることで、学年間やクラス間の交流もできる」と感想を述べた。また、3年生の男児は「家で遊んだおもちゃを交換できてうれしい。捨てるのはもったいない」と話していた。
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