総合建設業の（株）キクシマは７月12日、港南台の本社屋上で採蜜祭を実施した。
同社は建設業として環境保全への意識を高め、また、地域とのつながりづくりを目的に２０１０年から養蜂を実施している。採蜜祭は一般住民に収穫作業を体験してもらおうと企画しているもので、当日は親子５組、14人が参加した。
養蜂箱の中から巣を取出し、分離機で蜂蜜を収穫すると、参加した子どもたちは不思議そうに収穫された蜂蜜を見ていた。
家族で参加した磯子区洋光台在住の松尾英明さんは「もしかしたら、家で育てている花から集めた蜂蜜かも」と話したほか、蜂蜜を試食すると、長女の百華ちゃん（小学５年生）と拓磨君（同２年生）は「おいしい」と笑顔を見せていた。同社担当者は「地域住民とふれあうきっかけになった。環境に対して意識も持ってもらえたら」と話していた。
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