衆議院が11月21日に解散され、12月２日公示、14日投開票の総選挙へ各党の準備が進んでいる。神奈川２区（西区、南区、港南区）では、11月24日現在で自民党の前職・菅義偉氏（65）と共産党の新人・三輪智恵美氏（60）の２人が出馬の準備を進めている。
７期目を目指す菅氏は２０１２年12月の第２次安倍政権発足以降、官房長官として首相を支えてきた。菅氏は「アベノミクスの波を地方や中小企業に届けられるよう、地方創生や女性が輝く社会の実現を目指したい」と主張している。
三輪氏は１９９９年から県議（港南区選出）２期。衆院選は96年以来２回目の挑戦。三輪氏は「消費税の増税反対。また、戦争をする国づくりは許さない。戦地に若者を送らせない」と主張するほか、ブラック企業の規制なども訴える。
09年の衆院選では比例代表で復活当選し、前回は菅氏に大差で敗れて落選した民主党の元職・三村和也氏（39）は２区から出馬せず、６区（保土ケ谷区、旭区）から立候補する。三村氏は「２区を去るのは断腸の思い」と話している。
現在、菅氏、三輪氏以外に立候補を目指す動きは見られない。
【11月24日起稿】
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