公明党 予算委員会で総括質問を実施 県議会議員 高橋稔
3月6日の予算委員会で県立がんセンターの最先端医療と子どもの貧困対策について質疑を行いました。
県立がんセンターには保険承認がされていない、がんワクチンの臨床試験を行う「がんワクチンセンター」と漢方による症状緩和を目指す「漢方サポートセンター」があり、共に公明党が提案して実現したもので、稼働状況も非常に順調とのことです。また、来年度は遺伝子研究や蓄積していた腫瘍組織を活用し、がんのタイプ別に抗がん剤の効果を調べる取組も行う計画です。一方、今年12月から始まる重粒子線治療については高額な治療費がかかるため、治療費の負担軽減策を知事に強く要望しました。
そのほか、医療事故などが発生した際に、患者と医師の間に立ち、問題解決にあたる医療メディエーターも4月から県立5病院に配置することが決まりました。
人口減少社会における子どもの貧困対策が重要です。県子どもの貧困対策推進計画が策定されましたが、平均所得水準の半分以下の家庭は16・3%、6人に1人が貧困に苦しんでいます。
特に母子世帯の所得平均は179万円に留まっており、様々な支援策が必要な状況ですが、公明党は母子世帯の負担軽減策として寡婦控除のみなし適用を提案。来年度からの実施も決まりました。また、低所得世帯の教育費負担軽減策として、私が要望して実現した、返済義務のない「高校生等奨学給付金」も来年度は10億円を計上しています。
子どもの貧困対策は福祉や教育など複合的な要因を含んでいます。知事は全庁的に取り組むと約束をしましたが、私も経済成長と格差是正に全力で頑張ります。
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