真宗大谷派本願寺横浜別院(竹部俊惠(しゅんえ)輪番)で4月25日と26日の2日間、「宗祖(しゅうそ)親鸞聖人(しんらんしょうにん)七百五十回御遠忌(ごえんき)法要」が行われた。
今回の法要は浄土真宗の宗祖である親鸞の750回忌を機に、京都にある真宗本廟(ほんびょう)(東本願寺)から大谷暢顯(ちょうけん)門首が来浜して行われたもの。九州大谷短大の副学長を務める三明(みはる)智彰(としあき)さんによる法話や、帰敬式(ききょうしき)、教恩寺住職でシンガーソングライターのやなせななさんのコンサート、稚児行列などが行われ、延べ720人ほどの門徒らが参加した。
25日には大谷派の門徒が仏弟子となる帰敬式を実施。大谷門首による帰敬式は横浜では15年ぶりという事もあり、104人が参加。厳粛な雰囲気の中、大谷門首が人間の煩悩である利養(りよう)・名聞(みょうもん)・勝他(しょうた)を捨てる意味で、頭に剃刀を3回あて、法名を授与した。26日には大谷門首が最大の法要である御親修(ごしんしゅう)を行い、「これからも横浜別院で機会あるごとに真宗の教えを聞き続ける生活を送ってほしい」との言葉を門徒に贈っていた。
法要を終えた竹部輪番は、記念事業として神奈川教化センターを新築したことに触れ、「今後はこの建物を活用して交流の場を作り上げていく事が大事。講話やコンサートなどを行うので、地域の方に来てもらえたら」と話していた。
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