下永谷地域ケアプラザで4月25日、今年で3回目を迎える「避難生活サバイバル体験会」が開催された。親子連れなど約20人が参加して、災害時のための体験学習を行った。
これは同ケアプラザなどで活動するボランティアサークル「絆塾(きずなじゅく)」(守口美弥子塾長)が中心となって企画しているもの。この日はまず、判断の難しい災害時対応について考え、意見交換をする「クロスロードゲーム」や三角巾の使い方講習などが行われた。
またサバイバルクッキングとして、材料や調味料をビニール袋に入れて、大きな1つの鍋で一度に加熱するという調理方法にも挑戦。守口塾長は「飲料水でなくても調理に使えるし、加熱時間を変えれば複数の料理が一度にできる」と工夫を話す。
この日はご飯を炊きつつ、同時に切り干し大根の煮物やホイコーロー、ヘルシー唐揚げも調理。参加した古屋文雄さん(70)は「ボイルだけで簡単にできるし、味もおいしくて驚いた」と笑顔で感想を話していた。
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>