日本共産党 横浜市会議員 みわ智恵美 市政報告 子どもの貧困問題解決を
予算組み替えを提案
今年の市会第1回定例会は25日に最終日を迎えましたが、私はこの日、予算組み替え動議を提案しました。不要不急の大型公共事業やカジノ立地につながる諸事業などを凍結・中止すれば、約220億円の市債と一般財源34・5億円を合わせて約255億円を活用することができます。これを使い、市民の暮らしを応援し、安全安心のみどり豊かな横浜を創っていく施策に注力すべきであると提案しました。また、市債発行を30・8億円減額できるので、将来世代への負担を軽減することにもつながると提案しました。
6人に1人が貧困に
日本の子どもの貧困率は16・3%で6人に1人が貧困状態にあります。市も、困難を抱える子どもや家庭に寄り添って支援をしている人を対象に聞き取りを行い、実態の把握に努めています。調査では、給食が唯一の栄養源となっている小学生がいること、目に見える身体的な虐待だけでなくネグレクト(育児放棄)の家庭があり、その背景には不安定な就労のために子どもを24時間託児所に預けたまま働かざるをえない親の存在など、様々な実態が浮かび上がっています。
だからこそ、貧困の連鎖を断ち切ることに本腰を入れ、子どもの成長や発達を保障するような取り組みが急務です。中学校での学校給食をはじめ、小学6年までの医療費助成拡大、ひとり親家庭への支援予算の倍加などは、早急に実現していかなければなりません。
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