横浜市は6月から、がん患者への新たな支援事業を始める。ウィッグ(かつら)などの購入経費の一部と、訪問介護や福祉用品の貸与にかかる費用の一部を助成する。
ウィッグ購入費用助成制度の対象となるのは▽横浜市に住民票がある▽がんの治療の副作用でウィッグなどを購入した▽がんの治療を受けている、過去に治療を受けていた――の3条件を満たす人。助成されるのは2016年4月1日以降に購入した費用。既製品だけでなく、帽子や材料などを購入して作成する場合も対象となる。上限は1万円。1万円に満たないときは購入金額を助成する。1人につき1回限り。申請には領収書が必要。
訪問介護や福祉用具の貸与の助成対象は▽横浜市内に住民票がある▽20歳以上40歳未満▽医師から回復の見込みがない状態(末期がん)と診断された――の3条件を満たす人。助成されるのは2016年4月1日以降に訪問介護や福祉用具の貸与を利用した経費の一部。助成額は1カ月あたり上限5万4千円。領収書と明細書が必要となる。
申請は6月以降に郵送で受け付ける。申請の手続きは5月下旬に発表。問い合わせは医療局(【電話】045・671・2721)。
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