日本共産党 横浜市会議員 みわ智恵美 市政報告 すべての人にやさしい上大岡駅へ
地下鉄と京急乗換えを便利に
市交通局はこのほど「すべてのお客様が利用しやすい市営交通をめざして、『さらなる乗り換え動線の円滑化等に向けた環境整備』を計画的に進める」としました。その上で具体的に、市営地下鉄の上大岡駅京急連絡口エレベーター増設の基本設計を予算化しました。
私は議員になる前、電動車いすの利用者と一緒に、地下鉄上大岡駅のホームから京急上大岡駅へのアクセスの不便さについて現地調査をしたことがあります。以来、エレベーターの増設を市交通局に要望してきました。
2015年9月、私は市会議員に当選後はじめての本会議場での一般質問でも、この問題を取り上げました。当時、交通局長は「上大岡駅では京急線との乗り換え利便性の向上のためにも、新たなエレベーターの設置が必要であるということは認識している」と答弁し、実現への希望をもったことを覚えています。それが今回、実現に向けて動き始めました。
京急にもホームドア
京急線の上大岡駅のホームドア設置について京急電鉄は、2020年までに設置する方針を明らかにしました。ホームドアは国、県、市が鉄道事業者に補助金を出して設置されており、国土交通省との予算要望懇談会でも毎年要望してきました。ただ京急線は車両の種類が多く、ドアの数や位置が異なるため困難とされていましたが、その一方で「研究する」との前向きな回答も得ていました。
畑野君枝衆議院議員とともに視覚障害者の人たちと現地調査を行ってきましたが、ホームからの転落は命に関わる危険性がある一方で、点字ブロックだけでは十分に転落を防げません。京急はすでに2010年から羽田空港国際線ターミナル駅に設置しており、16年からは三浦海岸駅でも実証実験を重ねてきています。
ただ新年度の横浜市の補助対象になっていないのは残念です。可能な限り早期の設置をめざし、ほかの駅への設置も進めていきます。
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