自民党 県議会議員 桐生ひであき 県民の安全安心は自治体の責務 共生社会の実現、警察の体制強化へ
平成29年度第1回定例会が2月13日に開会し、あす24日に閉会します。私は2月15日に代表質問で県民生活の安全安心に対する県の姿勢を問いました。
大変痛ましい事件があった「津久井やまゆり園」は、建て替えに伴い、港南区芹が谷に仮移転します。ただ、建て替えには様々な意見があり、課題は山積みです。「ともに生きる社会かながわ憲章」を掲げる県として、スピード感を持ってしっかりと合意形成を進め、同憲章の普及啓発を求めました。
黒岩知事は「福祉施設の安全管理体制の整備、園の再生、再発防止に全力で取り組む」と改めて強調し、普及啓発週間の設置と「共生フェスタ(仮称)」の開催を明らかにしました。
県民の安全安心に直結する警察官の増員と組織体制の強化も要望しました。県内の刑法犯認知件数は減少傾向ですが、ストーカー事案や高齢者を狙った特殊詐欺は後を絶たず、五輪開催を控えてテロ対策も万全を期さなければなりません。
こうした指摘に対し、県警本部長は警察官を57人増員する方針を示し、新たに「人身安全対策課」と「オリンピック・パラリンピック対策室」を設置することを明らかにしました。
がん対策を効果的に
県立がんセンターでは重粒子線治療を開始してから1年が経過しましたが、現在は対象が前立腺や肺、肝臓など5つの部位のがんに限定されています。より多くの患者の利用につなげることが大きな課題であり、私は今後の取り組みについて質問しました。知事はすい臓がん、子宮がんなど対象を拡大していくとし、小児がんについても早期の実現に向け取り組んでいく方針を明らかにしました。
桐生 秀昭
港南区港南中央1-5-202
TEL:045-849-2447
FAX:045-849-2554
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