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横浜東邦病院 新しい「がんリスク検査」開始 乳がんなど3種類の血液検査
がんの発見に有用とされる遺伝子「マイクロRNA」を少量の血液採取で測定し、乳がんリスクを調べることができる検査「ミアテスト」。
症状が何も出ていない段階からリスクの有無を調べられるほか、画像検診や腫瘍マーカーなどの従来検査では発見が難しい1cm以下のがんでも早期発見できる検査として近年注目されており、横浜東邦病院では今年7月から導入している。
がん統計(2013年)では、乳がんが女性の部位別統計で第1位。年齢別罹患率では、1番のピークは40歳代後半、そしてもう1つのピークが60歳代前半にある。20年前の統計と比較すると、40歳以上では約2倍に急増している。
現時点でミアテストは健康保険適用外だが、国立がん研究センターでは他の研究機関と連携し、臨床検査を進めているという。
また、現在乳がん検診で一般的に行われているマンモグラフィー(レントゲン検査)は、妊娠中や授乳中は受けられないのに対し、ミアテストはそのような制限がない。血液検査のため採血のみで検査は済み、マンモグラフィーのような苦痛を伴わないのもメリットの1つとされている。
同院では現在、ミアテストを含む3種類のがんリスク検査=上記表参照=を実施している。検査によって対象となる部位等が異なるため、詳細は同院の検査室へ問い合わせを。
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