港南区の東永谷地域ケアプラで今月1日、在宅医療について地域で考える「地域で最期を迎えるための懇談会」が開催され、約80人が参加した。
在宅医療への理解や地域づくりを目的に昨年も同様のテーマでシンポジウムが開かれ、今回が2回目。同施設が昨年の参加者150人に実施したアンケートで、在宅医療を希望する人が3割だったことから、話し合いを深めようと今回は懇談会にしたという。
2部制で実施。前半は訪問診療に力を入れて取り組む、港南区の医師・栗原健さん=今号「人物風土記」で紹介=(栗原医院)と大倉英司さん(大倉クリニック)、八森淳さん(つながるクリニック)らが講演。画像などで各々の症例を紹介したほか、在宅医療を選択する場合に適用される保険制度の説明も行われた。
後半は医師ごとに参加者が3グループに分かれ、懇談会を実施。各症例を図に表しながら、課題を話し合った。終了後は「本人の意思を考えるのが基本」「普段から家族での話し合いが必要」「支える家族は、自分も大切に」などの意見や感想が上がっていた。
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